ダイエットには食事制限や運動、エステなど様々な方法がありますが、その中でも歌うだけでストレス解消にもなり、若返りも期待されるカラオケで痩せようとする人も多いですよね。

どうせカラオケでダイエットをするわけですから、カラオケを上達したいと考える人もいるのではないでしょうか。そんな時にオススメなのが、自分の歌唱力を採点してくれるカラオケ採点機能です。

全国で最も多い機種であるDAMには、人気番組だった「関ジャニ∞の仕分け」でも使われていた精密採点DXミリオンが搭載されています。

しかし、この精密採点DXミリオンはカラオケ上達にはある理由であまりオススメしません。

今回は、カラオケダイエットで歌も上達したいと考えている方向けに、精密採点DXミリオンをオススメしない理由や上達に向いている機種などをご紹介します!

精密採点DXについて

精密採点DXは、ビッグエコーを展開している第一興商が手掛ける通信カラオケ採点機種です。

歌っている時に「メロディ通りに歌えているかどうか」「ビブラートなどがうまく使えているか」などを表示してくれ、歌唱力をグラフ化したレーダーチャートやコメントでアドバイスをしてくれるものです。採点基準は次のような項目からなっています。

音程

音程は音の高さや隔たりのことで、様々な音によって成り立っているメロディを性格にとらえているかを評価します。一音一音丁寧に原曲のメロディを覚えることが高評価のポイントになります。

しゃくり

低い音程から正しい音程まで滑らかにずり上げていくテクニックで、歌のフレーズとしてキレイに聞かせられているかを評価します。フレーズを意識しないと音と音が途切れてしまうので、ぶつ切りにならないようにつなげる意識を持つと良いでしょう。

抑揚

声の大きさに強弱をつけて歌うテクニックで、歌に感情をこめて歌えているかを評価します。歌詞の内容を理解してその曲の世界観を表現しましょう。

リズム

曲に合わせて一定のテンポを保つことで、伴奏に合わせてしっかりのれているかを評価します。普段からポップスやロック、R&Bなど色々なジャンルの音楽を聴いて体でおぼえることで身につくようになります。

ビブラート

音程の上下の幅や揺れの速さで声を震わせるテクニックで、歌のジャンルや曲のテンポにあったビブラートができているかを評価します。

精密採点DXミリオンについて

精密採点DXミリオンは、精密採点DXが精密採点DXへとパワーアップしたもののさらなる新バージョンで、上手に歌えた分だけ加点されていくゲーム性が高くなったシステムになっています。まずは、その精密採点DXミリオンの特徴について見ていきましょう。

特徴

  • 音程+コンボ+テクニックの合計ハイスコアを目指す採点ゲーム
  • 100点を超えたスコアを目指せる
  • 歌っている途中でリアルタイムのスコアが表示
  • ログインして得点管理も可能で、自己ベストが分かる
  • 総合スコアやテクニック評価に加えてコンボ評価(GREAT、GOOD、BAD)や最大コンボ数なども表示

これまでは100点を目指す採点方式だったのが、コンボによる加点で100点を超えたスコアを目指す採点方式になりました。明らかに音程を外さない限りガイドメロディ通りに歌い続けるとコンボ発動でポイント追加がされ、得点が100万代点まで表示されます。

コンボというのは音程が合ってるときに発動されるもので、コンボ状態が続くとボーナスモードに入りその間は加点率が上がって高得点が狙えるわけですね。

一見すると従来より精密さが増したように見えますが、ユーザーの間では次のような点が歌の練習としてはあまり向かない、といった声が多いです。

歌の練習には不向きな理由

精密採点DXミリオンは、採点基準が歌の練習としては不向きとされています。その採点基準は、本来の「音程+テクニック」に加えてコンボ数が影響してくるので上手いのか上手くないのかが分かりにくいということです。

例えば、短い曲で音程がほとんど合っていてコンボ数が多い場合よりも、長い曲で音程を何度か外したコンボ数が低い場合の方が総合得点が高くなることがあるということですね。

これまでの精密採点では音程とテクニックの採点基準だったのが、コンボが入ったことによって多少の音程のズレやタイミングの外れても高得点が出るようになりました。

曲の長さも得点に影響するということは、同じアーティストの曲でも短い曲だと得点には反映されにくく、「アーティストの〇〇なら任せて!」といったようなことも言いにくくなります。

また、100点満点の採点ならばある程度の自分の歌唱力が分かりますが、得点が100万代の桁なので全体としてどの位置に自分がいるのかが分かりにくいといった点も歌の上達に向いていないと言えるでしょう。なんとなく得点を上げたいという心理が働いてコンボを気にするがあまり歌に集中できなくなってしまうこともありますよね。

こうしたことを考慮すると、歌の上達に向いているのは別のバージョンを使った方が良いと言えます。別のバージョンの中でも歌の上達に向いているのは、精密採点DX-Gです。

精密採点DX-Gの方がおすすめ

精密採点DX-Gは、精密採点DXの基本機能の「メロディ通りに歌えているかどうか」「しゃくりやビブラートはしっかり使えているか」に加え、さらに色々な新機能が追加されました。まずは精密採点DX-Gの特徴を見ていきましょう。

特徴

  • 歌っている途中に獲得したビブラートやフォール、こぶし、しゃくりなどの技の合計数を表示
  • 音程や安定性、表現力、リズム、ビブラート&ロングトーンのレーダーチャートを表示
  • 「声の伸びが良い」「音程も安定」などのコメントを表示
  • 100点満点で総合得点と全国平均、前回と前々回の得点を表示
  • 音程の正解率やロングトーンのうまさ、ビブラート回数などを表示
  • ボーナスポイントで加点

このように、歌った後の評価が予備校の模試の結果のように詳しく数値化、グラフ化されるため、客観的に自分自身の歌唱力を確認することができます。どの曲でも100点満点中で採点されるため、自分の位置がすぐに分かるのは練習に最適と言えるでしょう。

ボーナスポイントについては、表現力とビブラート、音程について最大で3点程度素点に加点され、素点が高ければ高いほどボーナスポイントの加点は少なくなる傾向があります。

これまでの精密採点DXと比べて表現力の項目とビブラートの検知方法が若干変わり、DXで「しゃくり30回」「こぶし5回」のような条件で高得点だったのがDX-Gではそれより少なくてもOKになったり、同じビブラートを使ってもDXとDX-Gとでは割合が異なるなどの変化があります。

高得点を取るには?

どうせやるなら、高得点をとって楽しみながらやりたいですよね。精密採点で高得点を取る秘訣は、次の通りです。

音程はガイドメロディーのキラキラを意識する

歌っている途中でカラオケ画面の上に表示されるガイドメロディーは、原曲の音程に自分の音程が正確に合っているかどうかを知ることが出来ます。

精密採点DX-Gでは、青色→赤色→黄色→レインボーの順に高い評価でキラキラし、音程が外れている時は表示されません。したがって、このキラキラに注目しながら微調整していくと高得点につながっていきます。

フレーズの始めにしっかり息を吸う

音程がブレブレになってしまう場合や歌っていてもまっすぐに歌えていない人は、フレーズを歌う前に息をしっかりお腹にいれていないことが多いです。音程を安定させてまっすぐな発声をすることで高得点につながっていくので、フレーズの始めにしっかり息を吸うことを意識してみましょう。

歌詞の意味を理解して表現力を磨く

ただ表示される文字を追っているだけでは、抑揚やこぶし、フォールといった技の得点が出にくいことが多いです。

曲の歌詞の内容を理解することでこのような表現力が上がります。例えば、歌詞でこの部分を強く表現したいんだという点を強調し、それ以外をその強調部分を引き立たせるために抑えることで抑揚がつき、一本調子な感情の入っていないようにはなりません。

また、歌詞の内容が少し暗めならば気だるい雰囲気にしたり、色気を感じさせるような内容ならばそのような雰囲気を出すことで表現力というのは出てくるものです。このあたりはとても奥深いものなので、色々と調べていくと楽しくて気づくと数時間経っているなんてこともあるので注意が必要です(笑)

ビブラートも忘れずに

声を上下に震わせるビブラートは、少し練習すればだれでも習得できる技です。なにより歌がうまく聞こえますし、得点への反映にもなります。腹筋を鍛えることにもつながって腹式呼吸もしやすくなり、安定した発声が期待できることでしょう。

チェック⇒カラオケダイエットで腹筋を鍛える!腹式呼吸でビブラートを出す方法

カラオケダイエットのメリットとデメリット

遊びや同僚との飲み会の2次会などでも利用することの多いカラオケも近年は1人用に力をいれており、他の人に聞かれたくないけど歌うのは好きな人やダイエットの一環として使いたい人でも気軽に利用できる場となっています。

歌うと消費カロリーが出るので数時間いればそこそこ痩せるメリットはあるのは当然ですが、意外に知られていないメリットやダイエットをする上でのデメリットがあります。

メリット

カラオケダイエットのメリットとしては次のようなものが挙げられます。

  • 1曲10~20カロリー程度の消費が可能
  • 腹筋や顔の筋肉が鍛えられる
  • ストレス解消や若返りも

歌を歌うと1曲20程度のカロリー消費が可能なので、10曲歌えば軽めのランニングを30分程度走るのと同じくらいの効果があるわけですね。アップテンポな曲で立ったまま歌うとさらにカロリー消費も期待できます。

歌を歌う時に大事だと言われる腹式呼吸(歌うときに肺の下の横隔膜で肺の空気を押し上げる呼吸方法)をすることで腹筋や顔の筋肉を鍛えられ、長時間歌うと筋肉痛になったり顔痩せ効果もあるほどです。

また、この腹式呼吸をすることで筋肉が鍛えられるばかりか若返りホルモンである成長ホルモンも分泌されることで若返りの効果もあるというから一石二鳥ですよね。

デメリット

カラオケはストレス解消にもなるし筋肉を鍛える効果も期待されてデメリットなんてあるの?と思いそうですが、次のようなことに注意が必要です。

  • カラオケが好きでないと長続きしにくい
  • ドリンクバーやスナックなどの誘惑にかられやすい
  • 歌いすぎると喉を痛めたり疲れたりすることも

なんでもそうですが、好きでないと継続しにくいですし、一人ならなおさらですよね。さきほどもご紹介したように、最近のカラオケは一人で来店する人が増えていることもあって一人専用ルームもあるなど進化を続けていますので、利用してみるとよいでしょう。

ほとんどのカラオケにはドリンクバーが設置されているので、もとをとろうとしてジュースをガバガバ飲んだり、ついついテーブルの上のメニューを見ると食べたくなってしまうことがありますよね。

友人とただの遊びで来ているならばいいですが、カラオケダイエットとしての見方をすればそれはランニング中にジュースを飲んだりスナックを食べたりするのと同じで意味がありません。

こうしたときは、糖分が入っていないウーロン茶で自制するようにしてくださいね。

また、意外に気をつけなければならないのが歌いすぎてしまうことです。張り切って大声を張り上げたり何時間も歌いすぎると、喉がガラガラになって痛くなったり疲れたりしてしまい、生活に支障が出る場合もあります。

ランニングをする場合も30分程度を2~3日の感覚でやるように、負担がかかりすぎないように自分のペースで行うことが大切です。

まとめ

今回の記事についてまとめると、次のようになります。

  • 精密採点は「音程」「しゃくり」「抑揚」「リズム」「ビブラート」の総合評価で採点される
  • 精密採点DXミリオンは「音程+コンボ+テクニック」の採点基準で長い曲ほどコンボ加点が多いため上達には不向き
  • 精密採点DX-Gは「音程」「表現力」「リズム」「ビブラート&ロングトーン」で評価され、100点満点なので分かりやすい
  • 高得点のポイントはガイドメロディーを意識し、歌詞も十分に理解して歌うこと
  • カラオケダイエットで歌の上達も目指す際はビブラートの練習も

カラオケダイエットは楽しんで出来ますが、どうせカラオケをやるわけですから歌の上達もしたいところです。そのためには、ガイドメロディーに沿った練習や歌詞の理解だけでなく、ビブラートの練習にも力を入れていきましょう。

ビブラートを練習することで点数の加点にもつながりますし、腹筋を鍛えてダイエット効果にもなるなど、一石二鳥にも三鳥にもなるので、是非やってみてくださいね。

こちらも参考に⇒カラオケダイエットで腹筋を鍛える!腹式呼吸でビブラートを出す方法