皇居ランニングは今やブームをこえて生活の一部になっている人も多く、混雑している時間帯だと数千人も走っていることもしばしばです。皇居から家が近い人はそのまま来て走って帰ればいいですが、遠い人の多くは着替え場所やシャワー施設などのランナーズステーションを利用することになるでしょう。

しかし、これだけ人気の皇居ランニングですから、混雑して入れなかったり、1回1000円近くするところもあって気軽には使えない・・・というようなこともよくあります。そこで今回は、ランナーズステーションを料金や混雑、距離など目的に応じた穴場を紹介していきます。

皇居ランニングについて

皇居ランニングは少し前に始まったものかと思いきや、その歴史は古く、1964年の東京オリンピックの時にまでさかのぼります。マラソン日本代表の円谷選手が銅メダルをとったことで銀座のホステス数十人が皇居マラソンを行い、それを見た皇居近くの国立国会図書館の職員も「自分たちにも走れるのでは」ということで走り始めたことがきっかけと言われています。今では老若男女問わず走っているわけですから、ブームはどこからつくか分かりませんね。

まずは、皇居ランニングの特徴について見ていきましょう。

特徴

程よい距離

皇居1周あたり約5㎞(4955m)で、平均して30分程度で走れる距離になっています。距離が短すぎると何度も同じところをぐるぐる周るのですぐに飽きてしまい、逆に長すぎるともう次はやりたくないな・・・と思ってしまいがちです。そのため、この5㎞という距離は短すぎず長すぎず、途中でやめるタイミングもないので程よい距離といえるでしょう。

トレーニングに最適

野外をランニングしていると、信号で強制的に止まらなければならないときや周りに走っている人もいないのでモチベーションが下がってしまうことも多いです。ですが、皇居ランニングの約5㎞のコースの途中には信号がないのでストレスがかからず、周りもランナーだらけなので「最後までやろう」となりやすいのでトレーニングとしては最適ですね。また、コースの中でアップダウンもあるので脚の筋肉や心肺機能も鍛えられるので、どこかのマラソン大会に出る練習としては最高の環境といえるでしょう。

景観が良い

皇居周辺は、丸の内付近のまさに都心!といった景観から千鳥ヶ淵から半蔵門付近は池や緑などの自然を感じられる景観、桜田門の歴史を感じられる景観などを楽しめるため、飽きずに走り切れるというのも魅力の一つです。

夜間も皇居警備がいて安心

夜間の住宅街は薄暗くて女性一人だと危険ですが、皇居ランニングならば皇居を守る警察官が多くいるため、安心して走ることができます。とはいっても、街灯が少ないゾーンもあるので、反射板のついたシューズやウェア、防犯グッズなどは持って走ったほうが良いでしょう。

ランナーズステーションが充実

ランナーズステーションはランステとも略され、次のようにさまざまな特徴があります。

  • 広々とした着替えスペース
  • 清潔なシャワールーム
  • 休憩スペースやマッサージルームがあるランステも
  • パウダールーム完備で化粧も可能
  • 大きめのロッカールームやマイシューズロッカーも
  • ジョグレッスンがあるところも

最近はシャワーだけでなく銭湯タイプのランナーズステーションもあり、走った後の身体を癒すのに嬉しい設備ですよね。ロッカーは一般的なものより大きめのロッカーが用意されているところも多いので、仕事で着るスーツなどもすっぽり入れることができます。

ジョグレッスンはグループレッスンを1000円程度、プライベートレッスンは1~2時間で1万円前後でうけることもできるので、正しい走り方で健康的になりたい人にとっては嬉しいサービスですよね。

これだけ良いところずくめの皇居ランニングですから、メディアも取り上げたり口コミで広がったりして当然利用者は多くなります。特に混雑していて走りにくい時間帯もあり、特に平日は18時~20時を中心とした夜間、休日は昼間の時間帯が人が多いです。

混雑具合も当然目安にはなりますが、料金が安いところを利用したい、仕事前に走りたい、など目的が異なればランナーズステーションも違ってきますので、目的別にオススメの穴場ランナーズステーションをご紹介しましょう。

穴場ランナーズステーションについて

安さ重視や距離重視など様々な目的があると思いますが、まずは一般的なランナーズステーションでの利用の流れから見ていきましょう。

一般的な施設利用から走るまでの流れ

すべてこの流れではありませんが、一般的にはランナーズステーション利用の流れは次のようになります。

ステップ1 入館料の支払い(初回の方はメンバーズカードの手続き)

主なランナーズステーションの入館料は後程ご紹介しますが、500円前後に設定しているステーションが多いです。初回の方は氏名や電話番号などを記入してメンバーズカードを発行します。

ステップ2 ロッカーのカギをもらい着替えをする

着替え終わったらロッカーのカギを手首や足首に巻いて紛失しないようにしましょう。紛失した場合は、交換費用として数千円支払わなくてはならないことが多いです。

ステップ3 ランニング

歩行者や自転車などに気をつけてランニングを楽しみましょう。

ステップ4 シャワーや銭湯で疲れを癒す

ボディソープやシャンプーなどが完備されているランナーズステーションが多く、パウダールームに基礎化粧品が備えてある場合もあります。また、休憩場所でドリンクやランニンググッズを販売しているところもあるので、退出まで思い思いの時間を過ごしましょう。

ステップ5 ロッカーのカギを返却して退出

仕事やショッピングなどに出かける人は、スッキリしてお出かけください。

ランナーズステーションの開店・閉店時間によっては利用できない場合があるので、利用前に他の注意事項も含めてしっかり確認しておきましょう。

目的別穴場ランナーズステーションについて

ランナーズステーションの利用方法について分かったところで、目的別の穴場ランナーズステーションや銭湯を見ていきましょう。

料金を重視

利用料金は店舗によって様々ですが、主に500円以上で少し高めのところだと1000円近くいくところもあります。そのため、500円以下で利用できるランナーズステーションや銭湯を見ていきましょう。

施設 ビジター料金 アクセス 特徴
稲荷湯 450円 大手町駅より徒歩3分 ジェットバスやバイブラ(気泡浴)など
梅の湯 450円 神保町駅より徒歩4分 ハイパージェットバスや電気風呂など
塩湯 460円 四ツ谷駅より徒歩5分 ジェットバス、泡バス、サウナなど
バン・ドゥーシュ 460円 半蔵門駅より徒歩2分 ジャグジーやしょうぶ湯、ラベンダー湯など
神田アクアハウス江戸遊 460円 小川町駅より徒歩2分 サウナや水風呂、運動浴専用プールなど

それぞれの住所や営業時間の詳細は次の通りです。

<稲荷湯>
住所 東京都千代田区神田1-7-3
電話番号 03-3294-0670
営業時間 <月~土>14:50~24:30 <祝日>14:50~22:30
定休日 日曜日

稲荷湯についてのサイトはこちら

<梅の湯>
住所 東京都千代田区神田神保町2-8-2
電話番号 03-3261-5897
営業時間 <月~土>15:00~25:00 <祝日>15:00~23:00
定休日 日曜日

梅の湯についてのサイトはこちら

<塩湯>
住所 東京都新宿区三栄町1-1塩湯アパート
電話番号 03-3351-9179
営業時間 15:00~23:00
定休日 月曜日

塩湯についてのサイトはこちら

<バン・ドゥーシュ>
住所 東京都千代田区麹町1-5-4
電話番号 03-3263-4944
営業時間 <月~金>15:00~24:00 <土>12:30~23:00
定休日 日曜日、祝日

バン・ドゥーシュについてのサイトはこちら

<神田アクアハウス江戸遊>
住所 東京都千代田区神田淡路町2-9-9
電話番号 03-3258-2611
営業時間 11:00~翌朝8:00
定休日 なし

神田アクアハウス江戸遊公式サイトはこちら

距離を重視

どのランナーズステーションも皇居から近いですが、特に着替えた場所からすぐに皇居を走りたい場合にオススメの穴場ステーションを見ていきましょう。

施設 ビジター料金 アクセス 特徴
JOGLIS 750円 半蔵門駅より徒歩3分 レンタル用品やグッズ、ランイベントが豊富
Run Pit 700円 竹橋駅より徒歩0分 ラグジュアリー感がありアメニティが豊富

それぞれの住所や営業時間の詳細は次の通りです。

<JOGLIS>
住所 東京都千代田区麹町1-7FMセンター地下1F
電話番号 03-3221-6100
営業時間 <平日>7:00~22:30 <土>7:00~19:00<日・祝>7:00~18:00
定休日 なし

JOGLIS公式サイトはこちら

<Run Pit>
住所 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル1F
電話番号 03-3286-8921
営業時間 <月~金>7:00~22:00 <土日祝>8:00~18:00
定休日 なし

Run Pit公式サイトはこちら

朝早くから利用できるかを重視

仕事前に利用してスッキリした気持ちで仕事に向かうのはとても理想的ですよね。こちらでは朝早くから営業しているランナーズステーションをご紹介していきましょう。

施設 ビジター料金 アクセス 営業時間
神田アクアハウス江戸遊 460円 小川町駅より徒歩2分 11:00~翌朝8:00
サクラホテル神保町 550円 神保町駅より徒歩2分 24時間営業
MARUNOUCHI Bike&Run 900円 東京駅より徒歩1分 6:30~
ラフィネランニングスタイル神田店 500円 神田駅より徒歩6分 6:30~

それぞれの住所や営業時間の詳細は次の通りです。

<神田アクアハウス江戸遊>
住所 東京都千代田区神田淡路町2-9-9
電話番号 03-3258-2611
営業時間 11:00~翌朝8:00
定休日 なし

神田アクアハウス江戸遊公式サイトはこちら

<サクラホテル(サクラカフェ)神保町>
住所 東京都千代田区神田神保町2-21-4
電話番号 03-3261-3939
営業時間 24時間
定休日 なし

サクラカフェ公式サイトはこちら

<MARUNOUCHI Bike&Run>
住所 東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディングB1
電話番号 03-6269-9806
営業時間 <平日>6:30~23:00<土日祝>6:30~20:00
定休日 なし

MARUNOUCHI Bike&Run公式サイトはこちら

<ラフィネランニングスタイル神田店>
住所 東京都千代田区内神田1-8-1
電話番号 03-6273-7221
営業時間 <平日>6:30~23:00 <土日祝>6:30~20:00
定休日 なし

ラフィネランニングスタイル公式サイトはこちら

混雑さを重視

料金が安くても朝早くから利用できても混雑しているのは避けたい人にオススメの穴場施設をご紹介しましょう。だいたいどこのランナーズステーションも、開店当初は名前もあまり知られておらず利用しやすいですが、時間の経過とともに利用者も増えてきてしまいます。そこでオススメするのが、千代田区スポーツセンターです。区の施設なので利用料金も安く、スポーツイベントなど特定日を除いて一年を通して大混雑することも少ないです。利用者はプールや卓球場、フィットネスなど様々ですが、ランナーとして利用する人のほとんどはランナーズステーションや銭湯に向くためオススメといえます。

<千代田区スポーツセンター>
住所 東京都千代田区神田淡路町2-9-9
電話番号 03-3256-8444
営業時間 <平日>9:00~21:00<日・祝>9:00~17:00
定休日 第3月曜日(祝日の場合は翌日が休み)、年末年始

千代田区スポーツセンター公式サイトはこちら

マナーを守って走ろう

皇居ランニングは今や生活の一部となり、利用者も非常に多くなりました。利用者の増加とともに次のようなトラブル事例もあります。

  • 時計回り(反時計回りが暗黙ルール)で走っていて舌打ちされた
  • 音楽プレーヤーなどを聞きながら走って歩行者や自転車と接触
  • 道幅が狭いところで2列や3列で走っていて怒られた
  • ガムやアメのゴミを路上に捨てている
  • 走っている人同士で競い合い、観光客などと接触

皇居には仕事や観光で多くの人が行きかう場所で、そこにランナーが大勢いるわけですから非常に過密状態になっています。上記のようなトラブルが区役所に多く寄せられたこともあり、千代田区は観光協会などの協力をもとに以下の通りマナー10の宣言を作成しました。

  1. 左側走行を心がけます
  2. 狭い所は一列で。追い抜きは避けます
  3. できるだけ反時計回りで、逆走は控えます
  4. 混雑時はタイムにこだわらず、常にゆとりあるペースを心がけます
  5. 追い抜き・追い越しの際の「声かけ」を心がけます
  6. グループ走は広がらず、大集団にならないよう工夫します
  7. クールダウン、集団での立ち話、そぞろ歩きで歩道を塞ぎません
  8. 音楽プレーヤーのボリュームは控えます
  9. ごみは必ず持ち帰ります
  10. いつでも思いやりのこころを持って走ります

皇居周辺の道路は公道なので、お互いに理解をしあうことでトラブルも避けることができます。上記はあくまでもマナーですが、一人ひとりが守ることですべての人が快適に利用できるようにしたいものですね。

まとめ

今回の記事でご紹介した内容をまとめると、次のようになります。

  • 皇居ランニングは程よい距離でトレーニングにも最適
  • ランナーズステーションはシャワーや銭湯があるところも
  • 料金や距離、営業時間などによって施設を使い分けるとよい
  • マナーは守ってお互いが快適に利用できるようにする

ダイエットで一番大切なのが継続することなので、景観も変わって程よい距離で利用者も多くモチベーションが下がりにくい皇居ランニングは継続しやすいという点でとてもオススメです。マナーを守って利用して、理想の身体に向けて頑張っていきましょう。

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